名古屋市上下水道局

2018年7月1日 水道水で発生している異臭について

水道水で発生している異臭について
(平成30年7月1日資料提供)

名古屋市の東部地域を中心に水道水で異臭(土臭等)が発生しています。これは、ジェオスミン及び2-メチルイソボルネオールという物質に起因するものです。これらの物質は、水道水質基準の項目ですが、人の健康に影響する健康関連項目ではございませんので、ご安心ください。
これらの物質が増加した原因は、平成30年6月28日(木)の飛騨川上流での大雨により土砂が大量に河川へ流入したことによるものです。
現在、脱臭を目的とした浄水場での粉末活性炭注入を実施し、水道水の異臭の除去に取り組むとともに、消火栓から放水を行い異臭のある水道水の排出を行っています。
今後、異臭の影響がなくなるまで、上記対応を継続いたしますが、最長で7月3日(火)頃まで水道水に臭いの影響が続くことが想定されます。大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません。

1 経過

日時 対応等
6月29日(金)
0時40分頃 飛騨川上流の降雨の影響により、犬山取水場の原水濁度が上昇し始める
1時40分頃~17時頃 犬山取水場、春日井浄水場での臭気試験(職員による官能試験)において異臭無し(3回実施)
21時頃 春日井浄水場の原水の水質検査で異臭原因物質を確認
21時30分 春日井浄水場及び大治浄水場で粉末活性炭注入を開始
6月30日(土) 7時~ お客さまからのお問い合わせが上下水道局に入り始める
(7月1日(日)13時時点で合計566件)
18時 鍋屋上野浄水場で粉末活性炭注入を開始
7月1日(日) 13時頃 消火栓からの放水を開始
15時 春日井浄水場、鍋屋上野浄水場、大治浄水場での粉末活性炭注入を継続

2 水道水の検査結果
 春日井浄水場で発生した異臭の検査結果は以下のとおりです。鍋屋上野浄水場、大治浄水場の水道水では水質基準値以内で推移しております。
異臭の原因物質水道水質基準値春日井浄水場水道水
6月29日(金)
21時20分(最大値)
7月1日(日)
10時(最新値)
ジェオスミン10ng/L26ng/L不検出
2-メチルイソボルネオール10ng/L17ng/L不検出


※ 水道水質基準
水道水質基準は、健康関連31項目、生活上支障関連20項目について設定されています。
健康関連項目は、一日に飲用する水の量としては2L、人の平均体重として50kgを用い、食物、空気等他の暴露源からの寄与を考慮しつつ、生涯にわたる連続的な摂取をしても人の健康に影響を生じない水準として設定されています。
生活上支障関連項目は、色、濁り、においなど生活利用上障害を生ずるおそれのある項目として設定されています。
ジェオスミン及び2-メチルイソボルネオールは生活上支障関連項目に該当しております。
なお、生活上支障関連項目が水質基準値を超過した場合は、給水を継続しつつ直ちに原因究明を行い、低減化対策を実施することにより、基準値を満たす水質を確保すべきものとしております。

(参考)本市の取水場及び浄水場の位置図
図