名古屋市上下水道局

2018年7月4日 水道水で発生した異臭への対応結果について

水道水で発生した異臭への対応結果について
(平成30年7月4日資料提供)

平成30年6月30日(土)より名古屋市の東部地域を中心に発生した水道水の異臭(土臭等)について、これまで、浄水場での粉末活性炭注入による水道水の異臭の除去に取り組むとともに、消火栓から異臭のある水道水の排出を行ってまいりました。
7月3日(火)に実施した、春日井浄水場から給水されている区域内における水道水の検査の結果、異臭原因物質であるジェオスミン及び2-メチルイソボルネオールが、水道水質基準値を大きく下まわるまで回復いたしましたことをご報告します。
なお、原水において当該物質の濃度が通常と同程度の極めて低い状況が続いておりますので、7月3日(火)をもって浄水場での粉末活性炭注入を終了しました。消火栓からの排出についても、本日をもって終了します。
このたびは、お客さまにご迷惑、ご不便をおかけしましたことをお詫び申し上げます。


1 春日井浄水場の給水区域内における水道水の検査結果
春日井浄水場の給水区域内における水道水の検査の結果、異臭原因物質であるジェオスミン及び2-メチルイソボルネオールの濃度は、水道水質基準値を大きく下まわっていることを確認しました。詳細は、表のとおりです。

2 水道水の異臭発生の要因
今回の異臭の原因は、平成30年6月28日(木)の飛騨川上流での大雨により土砂が大量に河川へ流入したことによるものです。通常は職員による官能検査で臭気の試験を行っておりますが、今回はその検査では検知できなかったケースでした。
職員による官能検査では検知できなかったものの、機器による検査により基準値を超える数値が検出されたため、直ちに粉末活性炭の注入を行いましたが、粉末活性炭を注入するまでの間に異臭原因物質を取り除くことができなかったものです。

3 今後の対応策
今後は、職員による官能検査と機器による検査を併用し、速やかな粉末活性炭注入など水道水に影響を及ぼさないように対応します。
また、今回、職員による官能検査で検知できなかった原因を調査してまいります。


【表】 7月3日における各検査地点でのジェオスミン及び2-メチルイソボルネオール濃度

番号 検査地点 ジェオスミン
(ng/L)
2-メチルイソボルネオール
(ng/L)
1 守山区桔梗平三丁目 不検出 不検出
2 守山区上志段味東谷 3.7 1.8
3 守山区緑ヶ丘 2.5 1.1
4 守山区上志段味東谷 不検出 不検出
5 守山区川上町 不検出 不検出
6 守山区更屋敷 不検出 不検出
7 名東区極楽三丁目 不検出 不検出
8 千種区振甫町三丁目 不検出 不検出
9 昭和区八事富士見 1.6 不検出
10 南区桜台一丁目 不検出 不検出
11 天白区荒池二丁目 不検出 不検出
12 緑区白土 不検出 不検出
13 緑区白土 1.0 不検出
14 緑区定納山二丁目 1.4 不検出
15 緑区森の里一丁目 1.6 不検出
16 清須市西枇杷島町
小田井二丁目
不検出 不検出
17 緑区長根町 2.0 不検出
18 北区楠二丁目 不検出 不検出
19 守山区緑ヶ丘 2.3 1.0
20 守山区小幡 不検出 不検出
21 名東区社が丘三丁目 不検出 不検出
22 瑞穂区牧町一丁目 不検出 不検出
23 南区桜本町 1.1 不検出
24 緑区鳴海町字伝治山 不検出 不検出


【注】水道水質基準値
ジェオスミン:10ng/L以下、2-メチルイソボルネオール:10ng/L以下
※ ng(ナノグラム)…10億分の1グラム

【検査地点】
検査図
(地図中の番号は、表中の「検査地点」を示す。)