スリランカへの技術協力 | 名古屋市上下水道局

名古屋市上下水道局

スリランカへの技術協力

技術協力プロジェクトにむけ、協定を締結しました!

平成30年9月より、スリランカの水道事業運営の効率化を支援するため、独立行政法人国際協力機構(JICA)による技術協力プロジェクトが始まります。
名古屋市上下水道局では、JICA及び神戸市水道局と連携しプロジェクトの事前調査の段階から協力を行ってきました。プロジェクト開始にあたり、引き続き連携を図るためJICA及び神戸市水道局と協定を締結しました。

名古屋市  JICA  神戸市
協定書署名式写真
協定書署名式のようす
平成30年8月2日 JICA市ヶ谷ビルにて

技術協力プロジェクトの概要
事業名
スリランカ国 国家上下水道公社西部州南部地域事業運営能力向上プロジェクト
期間
平成30年9月~平成33年8月(3年間)
スリランカ側実施機関
National Water Supply and Drainage Board of Sri Lanka
(国家上下水道公社、NWSDB)
目的
水道の管路に関するアセットマネジメントの導入、管路の施工・維持管理技術の強化を通じた、NWSDBによる水道事業運営の効率化

名古屋市上下水道局では、漏水対策、実技研修に関する専門家として職員を派遣(長期・短期)するとともに、スリランカ上下水道公社職員に対する名古屋での研修を実施します。

JICAホームページはこちら
日本の水道ノウハウをスリランカへ ー水道事業運営の効率化を支援するために名古屋市上下水道局・神戸市水道局と協定を締結ー



icon_003 スリランカ民主社会主義共和国の紹介 icon_003
スリランカ民主社会主義共和国(以下「スリランカ」という。)はインド共和国の南東にあり、人口は約2,100万人で、シンハラ人(75パーセント)、タミル人(15パーセント)、スリランカ・ムーア人(9パーセント)、その他(1パーセント)から構成されています。面積は約6.5万㎢で北海道の約0.8倍です。首都はスリ・ジャヤワルダナプラ・コッテで、公用語はシンハラ語、タミル語、国民の約7割が仏教を信仰しています。

スリランカの水道事情
スリランカの水道の普及率は48.1パーセントほどで、未普及水地域の人々は、井戸や河川の水を使用しています。乾季に井戸の水が枯れたり、水源が大腸菌に汚染されるなどの課題があります。また、水道料金を取らずに漏水したり使用されたりしている無収水率は25.6パーセントにも及び、この無収水率の低減はスリランカ上下水道公社にとり、大きな課題となっています。

スリランカ名古屋市
人口約2,100万人約230万人
面積約65,610㎢約326㎢
水道普及率48.1%100%
無収水率25.6%6.16%
※国際水協会(IWA)の分類による



(これまでのプロジェクト紹介)
JICA草の根技術協力事業
「スリランカ 配水管施工管理強化プロジェクト」
平成26年3月から平成29年3月

研修の概要
本プロジェクトは、これから本格的な水道の新設・更新といった大規模なプロジェクトが数多く実施される予定となっているスリランカにおいて、そのプロジェクトの担当者となるスリランカ上下水道公社の技術者が、将来漏水が少なく維持管理のし易い配水管としていくために、施工管理能力を強化していくことを目的としています。実施期間は平成26年3月から平成29年3月までの3年間で、当局にスリランカ上下水道公社の職員を受け入れるとともに(本邦研修)、当局から職員をスリランカへ派遣して(専門家派遣)、水道管の施工管理等に関する研修を行いました。

本邦研修
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        実技のようす               講義のようす

専門家派遣
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      現地セミナーのようす             工事現場の視察

さいごに
スリランカの研修員は、約3週間にわたる研修では、鋭い質問を連発するなど非常に熱心に講義を聴いていました。また、意見を述べる際には、自国を代表して来日しているという高い意識を感じさせられ、名古屋市上下水道局の職員も見習うべきことが多く、お互いに実りのある研修となりました。今後も引き続き、スリランカとの協力関係を継続していきたいと考えています。