名古屋市上下水道局

下水道資源・資産の有効利用

 下水道には利用可能な資源・資産がたくさんあります。これらの資源・資産を有効に利用することによって、リサイクル社会の形成、省エネルギー、地球環境の保全に貢献しています。


◎下水道の資源・資産は次のような利用をしています。

(平成28年度末現在)
資源・資産 用途 実績
処理水 工業用水の原水、修景用水など 年間28,375,457立方メートル
汚泥焼却灰 セメント原料など 年間9,762トン 有効利用率:98.5%
熱エネルギー 冷暖房の熱源 名城、堀留、柴田、伝馬町、守山、植田水処理センター
施設上部 公園、グランド、テニスコートなど 植田、打出水処理センターなど
下水管内 光ファイバーネットワーク 累計108.7キロメートル


リサイクル社会の形成に 汚泥焼却灰の資源化

 下水処理から発生する汚泥は、汚泥処理場に送られ、その全量が焼却されています。
 焼却後に残る「汚泥焼却灰」の98.5%(平成28年度)を多方面にリサイクルしています。




発生汚泥の減量化H28

                発生汚泥の減量化



 鳴海改良土センターでは、下水道工事で発生する掘削残土に汚泥焼却灰を土質改良材として添加し、埋め戻し材に適した改良土を製造しています。
 埋め戻し材としては、これまで山砂を使用してきましたが、改良土を使用することにより山砂の採取をなくし、自然環境の保全に大きく貢献しています。

鳴海改良土センター

    







鳴海改良土センター




良質な水環境の創出に 下水再生水利用

 通常の下水処理をした水にさらに高度な処理を施し、下水再生水としてせせらぎなどに有効利用しています。

 打出水処理センターでは荒子川に下水再生水を送水することで、豊かでうるおいのある水辺空間の創出に貢献しています。

 この他にも、守山水処理センターにおいても下水再生水を有効利用しています。

荒子川   
荒子川

省エネルギーに 下水熱の利用

 外気温に比べて、夏冷たく冬温かいという下水の特性を活かして、下水熱を施設の冷暖房用の熱源として利用しています。
 下水熱の利用をすすめることで、エネルギーの使用量を削減し、大気汚染物質の削減や地球温暖化の防止に貢献することができます。


ささしまライブ24地区における送水事業イメージ
    ささしまライブ24地区における送水事業イメージ


高度情報化社会へ 下水管の空間利用

 地震に強い下水管内に光ファイバーケーブルを布設し、下水道施設の運転・維持管理の効率化・高度化をすすめています。
 また、下水道の空間を民間の通信事業者が利用できるようになっています。


光ファイバーネットワークのイメージ
          光ファイバーネットワークのイメージ



まちづくりに 施設の上部利用

 下水道施設の上部は貴重なオープンスペースとなります。
 施設の上部を市民の憩いの場やレクリエーションの場として提供しています。

植田水処理センター









植田水処理センター