木曽川流域を訪ねて

木曽町の木曽川

木曽町は平成17年11月、木曽福島町・日義村・開田村・三岳村の4か町村が合併してできた新しい町です。木曽川は、木祖村から木曽町へと流れます。国道19号線山吹トンネルを出てすぐ、山吹山(1,090メートル)を回り込んできた木曽川に出合います。

巴淵と巴御前

巴淵の秋

国道19号線が木曽川を渡る山吹橋を越えて右手に折れると再度木曽川に架かる橋に出ます。その名は巴橋。その橋の下を流れる木曽川は深い淵となっており、「巴淵」と呼ばれています。岸の傍らにある案内板によれば、かってここは水流が巴を作って渦巻いていたとのことで、伝説ではこの淵にすむ龍神が巴御前として生まれ変わり、義仲の生涯を守り続けたといわれています。巴橋のたもとには、俳聖松尾芭蕉の門弟・森川許六の「山吹も巴もいでて田うえ哉」という句碑が建てられています。

 巴橋を渡って木曽川沿いの狭い道を南へ下ると木曽義仲の菩提寺「徳音寺」への参道に出ます。

旧日義村宮ノ越宿から木曽福島町福島宿へかけての木曽川は、川幅を狭めたり広げたりしてゆったりと流れ下ります。原野駅付近の木曽川の浅瀬には大きな岩がところどころにあって子どもたちの格好の遊び場にもなっています。また、原野駅から木曽川右岸の「向山」という小高い山の中腹にある「明星岩」と呼ばれる巨岩へ至る道はハイキングコースとなっていて、岩の頂上に立つと旧日義村や木曽駒ケ岳を一望の元に見渡すことができます。

明星岩/日義村の風景

木曽大橋

更に3キロメートルほど下流で木曽川に架かる「木曽大橋」の交差点に出ます。木曽大橋分岐点を右折すると361号線へ入り、開田高原・長峰峠を経て高山に至る、通称「飛騨街道」と呼ばれる道となります。


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