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名古屋市上下水道100周年事業は平成26年12月31日で終了しました。

なごや上下水道100年の豆知識

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幻に終わった汚泥の有効利用

 下水処理から発生する汚泥は、当初は肥料として、現在では焼却して改良土、セメント、タイルなどの原料として有効利用されています。
 今回は、昭和30年代に「金のなる下水」として脚光を浴びた計画を紹介します。
 「赤いビタミン」をご存知でしょうか。造血ビタミンとして貧血治療に効果があるほか、飼料用としても広く使われているビタミンB12です。このビタミンは、当時、日本ではほとんど生産されず、輸入品に頼っていました。昭和30年に国立名古屋工業技術試験所で、下水汚泥からビタミンB12の抽出に成功したことから、名古屋市では天白汚泥処理場に実験プラントを作って、研究機関や企業と共同研究を行いました。当時の汚泥量を基に、ビタミンB12の含有量を輸入価格で換算すると、年間約24億円!にも相当するという試算があります。
 しかし、この計画は、伊勢湾台風(昭和39年9月)により実験プラントが破壊されたことや、抽出・発生量と採算上に問題があって実現には至りませんでした。

昭和27年に愛知県に登録を行った汚泥肥料の登録証
昭和27年に愛知県に登録を行った
汚泥肥料の登録証

伊勢湾台風で破壊された天白汚泥処理場の天日乾燥施設
伊勢湾台風で破壊された天白汚泥処理場の
天日乾燥施設

名古屋市上下水道局
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