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名古屋市上下水道100周年事業は平成26年12月31日で終了しました。

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日本で初めての下水道陶管の規格制定

 名古屋の下水道の方式を当初設計案の分流式から合流式に改めるのに大きな役割を果たした茂庭忠次郎技師は、合流式への市の方針転換が決まるまで(明治40〔1907〕年~明治42〔1909〕年)の間、鉄筋コンクリート管など様々な下水用材の研究を行いました。大きな成果を挙げたものの1つに下水道陶管(土管)の研究があります。

 当時陶管の製作については、一定した規格がなく、陶管の寸法も工場ごとに異なっており、またその形態もまちまちでした。そこで茂庭技師は、陶管の強度、比重、吸水率等について実験を行い、その結果を総合して、明治42(1909)年6月我が国で最初の陶管の規格を制定し、同年9月には、現在新堀川沿岸(中区千代田四丁目付近)に大清水陶管検査所を設置し、規格に基づく陶管の発注をしました。

茂庭 忠次郎
茂庭 忠次郎

 しかし、この規格制定については、陶管業者から、(1)従来の型が使用不能になること、(2)陶管の使用範囲が期待にそむいて小口径までに限られたことなどを理由に激しい反対運動が起こりました。

 そんな中、常滑陶器同業組合長伊奈初之丞(のちに伊奈製陶所を創業)は、業界の将来を考え直ちに茂庭技師の考えに共鳴し、考えを共にする業者とともに注文に応じ、研究を重ね、規格どおりの陶管の製作、納品に至りました。

大清水陶管検査所(明治43〔1910〕年5月)
大清水陶管検査所(明治43〔1910〕年5月)
創設当時の陶管(古渡城発掘調査の際に発見されたもの)
創設当時の陶管
(古渡城発掘調査の際に発見されたもの)

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〒460-8508 名古屋市中区三の丸三丁目1番1号

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