受水槽方式から直結給水への切り替えについて
最終更新日:2022年01月04日
直結給水か?受水槽方式か?水道の使い方によって選択できます
直結給水のいいところは、いつでも新鮮な水が使用できることです。
- 配水管から直接蛇口まで水道水が送られてきますので「新鮮な水」が使用できます。
- 受水槽や高置水槽が不要で清掃する必要はありません。
- 受水槽の設置スペースを有効利用できます。
- 高置水槽が不要で建物の屋上の美観が向上します。
- 配水管の水圧が利用できるので省エネ効果(二酸化炭素の削減効果(pdf 397kb))が期待できます。
受水槽方式のいいところは、配水管が断水してもしばらく水が使えることです。
商売などの理由から、断水が難しい方におススメです。
- 受水槽や高置水槽があれば、配水管が断水中でも貯留されている分の水が使えます。
受水槽方式から直結給水への切り替えを検討してみませんか?
直結給水には次のような条件があります。
直結給水できる建物や施設は?
- 一戸建ての専用住宅
- 集合住宅
- 事務所ビル
- 倉庫
ただし、以下の施設は、受水槽方式での給水をお願いしています。
- 配水管の供給能力を超えて一時に多量に水を使用する施設
(規模の大きな集合住宅、プール施設など) - 災害、事故、渇水などの断減水時に著しく影響を受ける用途に使う施設
(入院設備のある医療施設、ホテル、デパートなど) - 薬品を使う工場など、逆流によって配水管や給水装置内の水質を汚染する可能性のある施設
(クリーニング店、メッキ工場、印刷工場、薬品工場、石油化学工場など)
何階建てまで給水できるの?
※平成26年4月1日より、ポンプを複数基直列に配置することで、30階程度までの給水を可能とした直列多段方式を採用しました。くわしくは、中高層直結加圧給水直列多段方式(PDF: 943KB)をご覧ください。
受水槽方式から直結給水に切り替えるには?
受水槽方式から直結給水に切り替えるには、逆流の防止などを目的とした給水用具の設置と改造工事が必要になります。
直結給水への切り替えの改造例と試算例(受水槽方式から直結給水へ切り替える場合の改造例(PDF: 221KB))をご覧ください。
- さらにくわしい条件をお知りになりたい場合は、担当営業センター・営業所までお問い合わせください。
- 既設建物で小規模貯水槽水道(受水槽の有効容量が10立方メートル以下)から直結給水に切り替える場合に必要となる公道部の引込管工事費を上下水道局が負担します。くわしくは、担当営業センター・営業所までお問い合わせ下さい。
- 改造工事は市指定給水装置工事事業者へご依頼ください。