財政のあらまし 令和2年度決算(工業用水道事業)
最終更新日:2021年10月19日
令和2年度決算の概要
《事業の概況》
上下水道局では、将来にわたり安定的に事業を継続していくための中長期的な経営の基本計画である「名古屋市上下水道経営プラン2028」(計画期間:令和元年度から令和10年度)の着実な遂行に努めています。
工業用水道事業は、地下水の汲み上げによる地盤沈下の防止と中小企業を中心とする産業基盤の育成を目的として、工業用地下水の代替水として給水に努めており、1日平均給水量は6万3,257立方メートルとなりました。
事業面については、給水の安定性を確保するため配水管や施設の整備改良等をすすめました。給水事業所数は、契約事業所が1か所増えましたが、他方で契約解除が4か所あり、前年度末より3か所減の111事業所となりました。
経営収支については、収入面において、給水収益は前年度に比べ1千万円余の減収となりました。支出面においては、維持管理費や資産減耗費が前年度より減少したことなどにより、7千9百万円余の当年度純利益を計上しました。