名古屋市上下水道局

令和3年度水源地探検隊を開催しました

最終更新日:2021年12月10日

 名古屋市水道の水源のひとつである徳山ダム周辺の自然の豊かさや水源地保全の大切さをオンラインで学ぶとともに、水源林の苗木づくり、バードコールづくりをご自宅で体験していただく水源地探検隊を開催しました。

1.水源地探検隊の開催概要
参加人数:63名(給水区域内に在住の小学生の方)
「まるはっちゅ~ぶ」で紹介動画を公開:令和3年11月
体験活動(苗木づくり、バードコールづくり)キット発送:令和3年11月

2.水源地探検隊の活動内容
活動任務1:オンラインで水源地について学ぼう 

 岐阜県揖斐郡揖斐川町にある徳山ダムは名古屋市水道の水源施設のひとつで、ダムに貯められる水の量が浜名湖の約2倍と日本一の容量を誇っています。また、徳山ダム周辺は揖斐川源流域の水源林として良好な自然環境が保全され、ツキノワグマやニホンザルなど様々な生き物が観察されています。
 そんな揖斐川源流域にある徳山ダムの普段見ることの出来ない場所や、水源地保全の重要性などを水源地探検隊の隊員が紹介する動画を、YouTube「まるはっちゅ~ぶ」に公開し、オンラインで水源地について学んでいただきました
参加者が動画を視聴している様子

水源地探検隊の紹介動画は、引き続きご覧いただけます。
第1話 水源地探検隊、活動開始だ!(1分37秒)
水源地探検隊の隊員が活動している様子
第2話 徳山ダムの秘密を探れ!(8分35秒)
徳山ダム洪水吐きを紹介している様子
第3話 水源地に隠された秘密!(17分26秒)
ツキノワグマが観察されている様子
第4話の1 体験活動紹介:苗木づくりやってみよう!(7分40秒)
苗木づくりをしている様子
第4話の2 体験活動紹介:バードコールづくりやってみよう!(8分43秒)
バードコールづくりをしている様子
最終話 進め!水源地探検隊!(1分33秒)
水源地探検隊が活動している様子

<動画視聴にあたっての注意事項>
※動画再生や視聴には大量のデータ(パケット)通信を行うため、携帯・通信キャリア各社にて通信料が発生します。
※通信会社とのご契約内容によっては、データ通信量が一定の基準に達した時点で、通信会社での通信速度制限が行われることがあります。
※スマートフォンやタブレットでご視聴の場合は、Wi-fi環境でのご利用を推奨します。
※発生したデータ通信費用について本市では一切の責任を負いかねます。予めご了承ください。

活動任務2:自宅で体験活動をやってみよう
 揖斐川源流域の水源林は、ブナ、ナラ、クルミなどの広葉樹を中心とした豊かな森が広がっています。水源地探検隊では、体験活動として水源林の苗木づくり、バードコールづくりをご自宅で行っていただきました。
 水源林の苗木づくりでは、名古屋市の浄水場で水道水をつくる際に発生する土(浄水場発生土)を活用した園芸土を用いて、プランターで水源林の種子の植え付けを行いました。
参加者が苗木づくりを行う様子
 
また、バードコールづくりでは徳山ダム周辺の道路工事等で生じた広葉樹の除伐材を活用した木工体験を行いました。
参加者によるバードコールづくり体験実施の様子

活動任務3:育てた苗木を揖斐川町に里帰りさせよう
 揖斐川町では「徳山ダム上流に実のなる木を植えよう大作戦」として、徳山ダム周辺での植樹活動を行っています。今回、種子の植え付けを行った水源林の苗木は、揖斐川町にご自身でお持ちいただくことで、徳山ダム周辺での植樹活動に役立てていきます。
 
なお、水源林の苗木は里帰りさせずにご自宅で大事に育てていただいても構いません。

苗木を育てている畑の様子
里帰り先:「生命の水と森の活動センター」の学習館
受け入れ期間:令和5年7月1日~8月31日 休館日(原則月曜日)を除く
「水源地探検隊の苗木里帰り」とお伝えください。

※学習館へのアクセスなどは「生命の水と森の活動センター」HP等をご確認ください。
※交通費等は、参加者の方のご負担となります。
※里帰りした苗木は、植樹に適した大きさになるまで、更に2~3年育てたうえで植樹活動に役立てていく予定です。