名古屋市上下水道局

探究学習プログラムの発表会に参加しました!

最終更新日:2024年03月15日

当局は今年度、地元企業8社とともに名古屋市教育委員会の「探求学習プログラム」に参画しています。
このプログラムでは、生徒の皆さんが社会との関わりをもち、自分らしさや自分の生き方について考えることをテーマとし、地元企業の力を使って企業にある素材から、笑顔にしたいと思った人のための企画を考え、企業とともに地域を笑顔にしていくことを目的としています。

12月12日(火曜日)には、生徒の皆さんが約半年かけて取り組んできた企画を、各グループで各企業にプレゼンテーションする最終発表会がひらかれました。
当局に関係するグループからは、学校近くの川をきれいにする取り組みや大切な資源である「水」を再利用する取り組み、災害時の水問題解決への取り組みなどの発表がありました。
いずれのグループも、課題を見つけ、原因を追究し解決策を導くというプロセスがしっかりとできていました。

12月18日(木曜日)には、最終発表会で選ばれたグループによる全校発表会が行われました。
当局関係では、災害時の水問題解決のグループが全校生徒、各企業代表者が揃う中、堂々とプレゼンテーションしていました。

参考:プレゼンテーションの概要

地域の課題
・防災意識が低い、災害に対して準備している人が少ない。
・防災用具(非常用飲料水袋)は魅力がないうえに使いづらい。
解決策
・非常用飲料水袋にイラストを描き、魅力を高めるとともに、水が出しづらいため、ホース付きにするなどの改善策を上下水道局といっしょにメーカーに要望する。
・改善された非常用飲料水袋を活用して地域で訓練を行い、防災意識の向上と災害に対して準備する人の増加を図る。


上下水道事業は主に上下水道料金に支えられている公益事業であり、ユーザーであるお客さまの声をお聞きし、事業の改善に取り組むなど、お客さまとの相互コミュニケーションを大事にしています。
今回、生徒の皆さんに一生懸命考えていただいた提案も、今後の事業運営の参考にさせていただきたいと思います。

探究学習プログラムの発表会