名古屋市上下水道局

汚泥の有効利用の始まり


 下水処理から発生する汚泥は、現在、汚泥処理場で焼却や固形燃料化の処理を行い、焼却灰はほぼ全量リサイクルされ、固形燃料化物は石炭等の代替燃料として利用されています。(水の旅 ~汚泥処理のしくみ~ )実は汚泥の有効利用は、本市初の下水処理場である堀留処理場で処理が開始されてから、まもなく始まっています。(豆知識堀留処理場(現在の堀留水処理センター)についてもご覧ください。)

 下水処理場での下水処理が開始してしばらくは、汚泥の大部分を海中投棄していましたが、昭和7年3月に市南端の天白川河口に天白汚泥処理場を建設し、天日乾燥処理した汚泥を火炉でさらに乾燥させて「名古屋産活性汚泥肥料」として販売しました。この肥料の生産は、昭和46年まで続けられ、天日乾燥も、天白汚泥処理場が柴田処理場(現 柴田水処理センターと柴田汚泥処理場)として生まれ変わるまで、行われていました。(昭和51年1月閉鎖)
 乾燥させた汚泥の収集作業では、熊手や細杷(こまざらい)で汚泥をかき集め、竹かごに入れて搬出していました。

乾燥させた汚泥の収集作業の様子
乾燥させた汚泥の収集作業の様子

天白汚泥処理場の肥料製造施設
天白汚泥処理場の肥料製造施設

活性汚泥肥料を運ぶトラック
活性汚泥肥料を運ぶトラック