名古屋市上下水道局

TV塔北に“池”出現

最終更新日:2022年04月01日

 これは、昭和53年6月の新聞記事のタイトルで、この“池”は、昭和53年10月に完成した久屋雨水調整池のことです。「雨水調整池」は、大雨からまちを守るために雨水を一時的に貯留する施設で、このほかに、汚れの度合いの大きい降雨初期の雨水を一時的に貯留する「雨水滞水池」があります。
 名古屋の地下には、このような大きな池が、上下水道局が管理する施設で103か所※もあります(令和2年度末現在)。(雨からまちを守る施設

 例えば、東山動植物園と隣接するように、地下に巨大なトンネルがあるのをご存知でしょうか。「東山レイントンネル」の愛称で呼ばれる東山雨水調整池で、平成6年3月に完成しました。完成前の平成5年5月には「トンネルウォーク in東山」の催しが行われ、小学生など参加者の皆さんにトンネルの壁に記念の「落書き」をしてもらいました。

※103か所の池で貯めることができる雨水は、約885,880立方メートル、一般的な小学校の25mプールで約3,543杯分になります。

東山レイントンネル
東山レイントンネル

トンネル内に描かれた落書き
トンネル内に描かれた落書き