財政のあらまし 平成27年度決算(工業用水道事業)
最終更新日:2016年11月01日
平成27年度決算の概要
《事業の概況》
上下水道局では、「信頼」を基本理念とする名古屋市上下水道構想「みずの架け橋」を実現するための第2期計画である中期計画「みずプラン27」(計画期間:平成23~27年度)の着実な遂行に努めてきた結果、その最終年度である平成27年度において計画目標を概ね達成することができました。
本市の工業用水道事業は、地下水の汲み上げによる地盤沈下の防止と中小企業を中心とする産業基盤の育成を目的として、工業用地下水の代替水として給水に努めており、平成27年度の1日平均給水量は6万1,495立方メートルとなりました。
事業面についてみますと、給水の安定性を確保するため配水管や施設の整備改良等をすすめました。給水事業所数につきましては、販路拡大をめざし新規給水先の開拓に努力した結果、契約事業所は7か所増えましたが、他方で契約解除が4か所あり、前年度末より3か所増の113事業所となりました。
経営収支についてみますと、収入面において給水収益は前年度に比べ微増となりました。支出面においては、撤去工事費が減少したことなどにより、当年度純利益は1億1千8百万円余を計上しました。
H27工業用水道事業損益計算書・貸借対照表(pdf 149kb)