平成(下水道)
最終更新日:2022年05月02日
平成元(1989)年7月 下水道科学館がオープン
下水道について学ぶ小学生(開館当時)
下水道科学館(開館当時)
下水道科学館は、市民生活にとって重要な役割をはたしている下水道のしくみや大切さを、みなさんに興味をもって知っていただくことを願い、市制100周年を記念して開設されました。
普段目にすることが少ない下水道の仕組みや役割について、体験型のゲームや展示物を通じて楽しく学ぶことができる施設です。
開館30周年を経て令和2(2020)年6月にリニューアルオープンしました。
また同年、ネーミングライツの導入により、愛称が「メタウォーター下水道科学館なごや」になりました。
リニューアル後の下水道科学館(令和2年6月現在)
平成8(1996)年9月 鳴海改良土センターが運転開始
鳴海改良土センター
下水道工事から発生する掘削残土を埋戻し材として再生させるため、下水汚泥の焼却灰を添加し改良土を製造する施設です。
下水汚泥を有効利用するとともに、従来の埋戻し材である山砂の採取をなくすことで、自然環境の保全に貢献します。
平成12(2000)年4月 上下水道局発足
平成12(2000)年9月 東海豪雨発生
豪雨により堤防が破堤した被害の様子
平成12(2000)年12月 緊急雨水整備基本計画を策定
東海豪雨を受けて策定した「緊急雨水整備基本計画(前期・後期)」では、著しい浸水被害を受けた地域や都市機能の集積する地域を対象に、原則1時間60ミリの降雨に対応する施設整備を行い、これにより、名古屋地方気象台における過去最大の1時間降雨量97ミリの降雨(東海豪雨時の記録)に対して、床上浸水の概ね解消をめざしています。
平成13(2001)年4月 熱田水処理センターに高度処理(AO法(りん除去))導入
AO法は、従来の処理方式(標準活性汚泥法)に比べて、りんをより多く除去できる処理方式です。
平成13(2001)年7月 宝神リサイクルセンターが運転開始
宝神リサイクルセンター
下水管・雨水ますの清掃時に取り除いた土砂や、水処理センター及びポンプ所で発生する沈砂を洗浄し建設資材化をはかり、副産物の更なる有効利用に努めています。
平成20(2008)年8月 平成20年8月末豪雨発生
平成21(2009)年1月 第2次緊急雨水整備計画を策定
平成20年8月末豪雨を受け、新たに「第2次緊急雨水整備計画」を策定し、「緊急雨水整備基本計画(前期・後期)」と同様、原則1時間60ミリの降雨に対応する施設整備を行っています。
雨水調整池の建設(建設工事中の名古屋中央雨水調整池)
平成22(2010)年2月 柴田水処理センターに高度処理(A2O法(窒素・りん除去))導入
柴田水処理センター
柴田水処理センターでは、市内河川や伊勢湾・名古屋港の浄化のため、従来の処理方式(標準活性汚泥法)に比べて窒素やりんをより多く除去することができる高度処理(A2O法)を導入しています。
令和4年4月現在、本市では8か所の水処理センターで高度処理を導入しています。
高度処理(A2O法)のイメージ図
平成22(2010)年10月 「流域自治体宣言」発信
この年に開催されたCOP10を機に、10月18日のCOP10生物多様性交流フェア会場において、木曽三川流域の自治体を中心に森・川・海の水でつながる命を守る「流域自治体宣言」を発信しました。
今後も流域連携・上下流交流を発展させるべく努力していきます。
平成24(2012)年 下水道供用開始100周年
大正元(1912)年11月の下水道供用開始から100年を迎えたことを記念して、100周年イベントを実施しました。
平成26年(2014)年9月 水の歴史資料館が開館
水の歴史資料館
水の歴史資料館は、上下水道事業の100周年を記念して整備した施設です。
名古屋の上下水道事業の歴史や役割、そして防災についてわかりやすく学ぶことができます。
下水道に関する展示室
防災に関する展示資料
平成25(2013)年10月 空見スラッジリサイクルセンターが稼働
各水処理センターで発生する汚泥は、宝神・山崎・柴田の3か所の汚泥処理場に集約して処理していましたが、老朽化が進んでいた宝神汚泥処理場の代替施設として、平成20年度に空見スラッジリサイクルセンターの建設に着手し、平成25(2013)年10月から汚泥処理を開始しました。
汚泥は濃縮・脱水を経て焼却処理され、焼却により発生した焼却灰は、セメント原料などに有効利用しています。
平成29(2017)年9月 全面改築後の露橋水処理センターが供用開始
露橋水処理センター(上部空間は「広見憩いの杜」)
露橋水処理センターは、名古屋駅周辺地域の下水を処理し、中川運河に放流しています。
昭和8(1933)年の稼働開始から約70年経過し、老朽化が進んだことから、平成15年度から全面改築に着手し、平成29年度に供用開始しました。
全面改築では水処理施設を地下に建設することで、上部空間に「広見憩いの杜」を整備するとともに、高度処理水の一部を近隣の「ささしまライブ24地区」の地域冷暖房の熱源など多目的に活用することで、まちづくりへの貢献に努めています。
このまちづくりへの貢献に関する取り組みが、令和元年度(第12回)国土交通大臣賞<循環のみち下水道賞>においてグランプリ(最優秀賞)を受賞しました。
露橋水処理センターでは、従来の処理方式(標準活性汚泥法)に比べて窒素やりんをより多く除去することができる高度処理(A2O法)を導入しています。
高度処理(A2O法)のイメージ図
次のあゆみへは下のリンクから移動できます。
令和(下水道)
このころの水道のあゆみは下のリンクから移動できます。
平成(水道)
下水道について学ぶ小学生(開館当時)
下水道科学館(開館当時)
下水道科学館は、市民生活にとって重要な役割をはたしている下水道のしくみや大切さを、みなさんに興味をもって知っていただくことを願い、市制100周年を記念して開設されました。
普段目にすることが少ない下水道の仕組みや役割について、体験型のゲームや展示物を通じて楽しく学ぶことができる施設です。
開館30周年を経て令和2(2020)年6月にリニューアルオープンしました。
また同年、ネーミングライツの導入により、愛称が「メタウォーター下水道科学館なごや」になりました。
リニューアル後の下水道科学館(令和2年6月現在)
平成8(1996)年9月 鳴海改良土センターが運転開始
鳴海改良土センター
下水道工事から発生する掘削残土を埋戻し材として再生させるため、下水汚泥の焼却灰を添加し改良土を製造する施設です。
下水汚泥を有効利用するとともに、従来の埋戻し材である山砂の採取をなくすことで、自然環境の保全に貢献します。
平成12(2000)年4月 上下水道局発足
平成12(2000)年9月 東海豪雨発生
豪雨により堤防が破堤した被害の様子
平成12(2000)年12月 緊急雨水整備基本計画を策定
東海豪雨を受けて策定した「緊急雨水整備基本計画(前期・後期)」では、著しい浸水被害を受けた地域や都市機能の集積する地域を対象に、原則1時間60ミリの降雨に対応する施設整備を行い、これにより、名古屋地方気象台における過去最大の1時間降雨量97ミリの降雨(東海豪雨時の記録)に対して、床上浸水の概ね解消をめざしています。
平成13(2001)年4月 熱田水処理センターに高度処理(AO法(りん除去))導入
AO法は、従来の処理方式(標準活性汚泥法)に比べて、りんをより多く除去できる処理方式です。
平成13(2001)年7月 宝神リサイクルセンターが運転開始
宝神リサイクルセンター
下水管・雨水ますの清掃時に取り除いた土砂や、水処理センター及びポンプ所で発生する沈砂を洗浄し建設資材化をはかり、副産物の更なる有効利用に努めています。
平成20(2008)年8月 平成20年8月末豪雨発生
平成21(2009)年1月 第2次緊急雨水整備計画を策定
平成20年8月末豪雨を受け、新たに「第2次緊急雨水整備計画」を策定し、「緊急雨水整備基本計画(前期・後期)」と同様、原則1時間60ミリの降雨に対応する施設整備を行っています。
雨水調整池の建設(建設工事中の名古屋中央雨水調整池)
平成22(2010)年2月 柴田水処理センターに高度処理(A2O法(窒素・りん除去))導入
柴田水処理センター
柴田水処理センターでは、市内河川や伊勢湾・名古屋港の浄化のため、従来の処理方式(標準活性汚泥法)に比べて窒素やりんをより多く除去することができる高度処理(A2O法)を導入しています。
令和4年4月現在、本市では8か所の水処理センターで高度処理を導入しています。
高度処理(A2O法)のイメージ図
平成22(2010)年10月 「流域自治体宣言」発信
この年に開催されたCOP10を機に、10月18日のCOP10生物多様性交流フェア会場において、木曽三川流域の自治体を中心に森・川・海の水でつながる命を守る「流域自治体宣言」を発信しました。
今後も流域連携・上下流交流を発展させるべく努力していきます。
平成24(2012)年 下水道供用開始100周年
大正元(1912)年11月の下水道供用開始から100年を迎えたことを記念して、100周年イベントを実施しました。
平成26年(2014)年9月 水の歴史資料館が開館
水の歴史資料館
水の歴史資料館は、上下水道事業の100周年を記念して整備した施設です。
名古屋の上下水道事業の歴史や役割、そして防災についてわかりやすく学ぶことができます。
下水道に関する展示室
防災に関する展示資料
平成25(2013)年10月 空見スラッジリサイクルセンターが稼働
各水処理センターで発生する汚泥は、宝神・山崎・柴田の3か所の汚泥処理場に集約して処理していましたが、老朽化が進んでいた宝神汚泥処理場の代替施設として、平成20年度に空見スラッジリサイクルセンターの建設に着手し、平成25(2013)年10月から汚泥処理を開始しました。
汚泥は濃縮・脱水を経て焼却処理され、焼却により発生した焼却灰は、セメント原料などに有効利用しています。
平成29(2017)年9月 全面改築後の露橋水処理センターが供用開始
露橋水処理センター(上部空間は「広見憩いの杜」)
露橋水処理センターは、名古屋駅周辺地域の下水を処理し、中川運河に放流しています。
昭和8(1933)年の稼働開始から約70年経過し、老朽化が進んだことから、平成15年度から全面改築に着手し、平成29年度に供用開始しました。
全面改築では水処理施設を地下に建設することで、上部空間に「広見憩いの杜」を整備するとともに、高度処理水の一部を近隣の「ささしまライブ24地区」の地域冷暖房の熱源など多目的に活用することで、まちづくりへの貢献に努めています。
このまちづくりへの貢献に関する取り組みが、令和元年度(第12回)国土交通大臣賞<循環のみち下水道賞>においてグランプリ(最優秀賞)を受賞しました。
露橋水処理センターでは、従来の処理方式(標準活性汚泥法)に比べて窒素やりんをより多く除去することができる高度処理(A2O法)を導入しています。
高度処理(A2O法)のイメージ図
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令和(下水道)
このころの水道のあゆみは下のリンクから移動できます。
平成(水道)