名古屋市上下水道局

さらなる信頼関係を築いていきたい

最終更新日:2023年03月31日

冒頭写真(林技師)

1.市民サービスからお客さまサービスへ
昭和初期から水道の工事や修繕等を受け付ける「出張所」はありましたが、市民サービスに重点を置いた「業務所」が設置されたのは戦後のことで、昭和31年に1区1業務所体制となりました。昭和から平成になる中、上下水道事業では市民の皆さまを「お客さま」と位置づけ、お客さま満足度の向上を事業の重要な柱としました。そして、業務所は平成12年に「営業所」に名称変更されてからも、一貫してお客さまサービスの最前線としての役割を担ってきました。

平成23年からは、料金支払いや受付方法の多様化等の環境変化に対応するため、1区1営業所体制を見直し、拠点営業所とそれを補完するサービスステーションへ再編しました。
令和3年度からは、お客さまの元に出向くさらなるお客さまサービスの充実と災害発生時の対応強化に向けて、営業所を4方面別の「営業センター」へと再編する取組みを進めています。
かつての千種業務所の外観(昭和22年竣工) 中村業務所窓口の様子(昭和30年代)
かつての千種業務所の外観(昭和20年代) 中村業務所窓口の様子(昭和30年代)



2.お客さまの身近な窓口として仕事をしています
営業センター及び営業所では、お客さまの身近な窓口として主に水道の開始や中止の受付や上下水道料金の支払いに関する手続き、上下水道の屋内工事に関する相談などの業務を行っています。

私の所属する地域サービス係は営業センター開設にあわせて新設された係ですが、「地域サービス」の名前のとおり、地域とのかかわりを意識しながら、漏水などでお困りのお客さまへの対応のほか、地域の防災訓練や区民まつりへの参加、水フェスタでの展示などを通じて、お客さまサービスの向上や地域の防災力の向上、上下水道事業のPRにも取り組んでいます。地域の皆さまと接する中で、安心・安全な生活を支える上下水道事業へのお客さまの理解を深め、お客さまとの信頼関係を築いていけるよう努めています。
水道メータの点検をしている様子
水道メータの点検をしている様子

「なごや水フェスタ」で災害時でも使用できる地下式給水栓を案内している様子
「なごや水フェスタ」で災害時でも使用できる地下式給水栓を案内している様子

3.仕事をする上で意識すること
昨年度までは、建物の新築や増築を行う際の上下水道の屋内工事に関する相談業務を行っていたため、工事業者の方や、局内の職員と接することがほとんどでした。しかし、今年度からは漏水調査などお客さまと接する機会が多くなったため、分かりやすく納得いただける説明を心掛けています。

また、屋内工事に関する相談業務では、1つの物件が業務内容によって担当分けされており、自分の業務範囲以外は分からないことが多々ありました。しかし地域サービス係では、電話受付から現場での施工、お客さま対応までを行うため、一連の流れについて学ぶことができ、達成感があります。幅広い知識が必要となるため、仕事をする上で何事も積極的にチャレンジをすることを大事にしています。
漏水調査を行なっている様子。わずかな音も聞き逃せない。
漏水調査を行なっている様子。わずかな音も聞き逃せない



4.お客さまとの信頼関係をより強固にするために
営業センターでは、お客さまの身近な窓口として、料金・工事・現場作業など多岐にわたる業務を行っています。それぞれの職員に専門がありますが、お客さまからのお問い合わせやご要望に対して、複数の専門分野の知識が必要になることも多々あります。営業センターの職員として、自分の専門分野の知識を深めることも大事にしながら、より幅広い知識を身に付け、さまざまなお客さまのニーズに応えられるようにしていきたいです。

生活を支える重要なインフラの1つである上下水道を安心してお使いいただくために、110年の中で先輩方の積み上げてきた信頼や技術・知識を受け継ぎつつ、さらなる信頼を築いていくように努めていきます。
先輩の積み上げてきた信頼や技術・知識を受け継ぎ、お客さまとのさらなる信頼関係を築いていきたいと決意を語る。
お客さまとのさらなる信頼関係を築いていきたいと決意を語る


<上下水道をささえる人たち>
上下水道02/資産を有効活用した収益の確保
上下水道03/安定したサービスをお届けするための新しい技術の活用
上下水道04/将来を見据えた人材育成


<名古屋市の職員採用情報>
『これまでの上下水道110年の歴史の中で、たくさんの職員が携わり、事業を支えてきました。私たちと一緒に、これからの上下水道を支えてみませんか?』
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●職員採用ナビ
(注)名古屋市公式ウェブサイトにリンクしています。


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