名古屋市上下水道局

工業用水道のご案内

最終更新日:2024年08月30日

◆工業用水道について

名古屋市の工業用水道は、地下水くみ上げによる地盤沈下の防止(地下水の代替水)と産業基盤の育成を目的に設立され、昭和36年2月に給水を開始しました。


工業用水は、工業の分野(製造業、電気供給業、ガス供給業及び熱供給業など)において、冷却用、洗浄用、ボイラー用、製品処理用などにご利用いただけます。
また、工業の分野以外でも、ビルや商業施設の水洗トイレ・空調用、タクシーやバスなどの車両や鉄道車両の洗車用、公園や道路などの修景・散水用の雑用水としてもご利用いただいています。
詳しくは、問い合わせ先までご連絡ください。


◆給水区域

工業用水道 給水区域図
上図で赤く塗られた、中村・熱田の各区の全域、北・西・瑞穂・中川・港・南の各区の一部の区域が給水区域となっています。
詳しくは、問い合わせ先までご連絡ください。

名古屋市工業用水道給水区域及び配管状況(pdf 6,895kb)をご覧ください。


◆料金

契約種別 基本料金(税別)
(1立方メートルにつき)
超過料金(税別)
(1立方メートルにつき)
契約水量
第1種
(時間契約)
25.5円 51円 1時間あたり5立方メートル以上
特例
(月間契約)
45.9円 51円 月間700立方メートル以上
3,000立方メートル以下

計算例(1か月間)

<例1>第1種契約 5立方メートル/時間、超過水量がなく、30日の月の場合
25.5円×5立方メートル×24時間×30日×1.10=100,980円(税込)
<例2>特例契約 1,000立方メートル/月、超過水量がない場合
45.9円×1,000立方メートル×1.10=50,490円(税込)

・契約水量の全部または一部を使用されない場合でも、契約水量の料金となります。
・超過料金は、基本使用量を上回った超過分に1立方メートルあたり51円をかけて加算します。


◆水質・水圧
 

濁度 15度以下
水素イオン濃度 pH値 6.0以上7.5以下
水温 摂氏27度以下
最小動水圧 0.05メガパスカル(0.5kgf / 平方センチメートル)以上


◆工業用水道の導入に必要な費用

  • 給水管工事費用

敷地内の配管の工事費用は、お客さまにご負担していただきます。また、お客さまで手配していただくことになります。

  • 連絡管工事費用
道路内の工業用水の配水管から敷地までを繋ぐ連絡管の工事にかかる費用は、お客さまにご負担していただきます。なお、工事については上下水道局が行います。  


◆その他

環境保全・省エネルギー設備資金の融資

名古屋市環境局では、地下水から工業用水・水道水への転換施設、または循環装置の設備の設置、改造に要する経費に対し、融資制度を設けています。

詳しくは、「環境保全・省エネルギー設備資金融資」について(名古屋市公式サイトへリンクします)をご覧ください。