パッキンの取替方法
最終更新日:2022年09月07日
「じゃ口をしめても水が止まらないので、新品と取り替えてください。」そんな電話をよくいただきます。水が止まらない原因の多くはコマやパッキンの摩耗によるものです。その場合はじゃ口を替えなくても右の図のコマやパッキンを交換するだけで、水は止まります。下図のように修理は簡単ですので、一度、挑戦してください。コマやパッキンはホームセンターなどでお求めください。
ご用意いただくもの
- スパナ、ドライバー、モンキーレンチなど
- パッキン
取替の手順
1. 元栓(甲止水栓)を右にまわして、水を止めます。2. スピンドルカバーを左にまわして胴からはずします。
3. ハンドルを全開してじゃ口のの上部をはずします。
4. コマ(水栓弁)を取り出します。
5. コマの先にあるナットをはずし、新しいパッキンと取り替えます。ナットをもとどおりによくしめつけてください。
6. いよいよ組み立てです。まず、もとのようにコマをさし込みます。
7. じゃ口の上部をはめこみます。はまりにくいときは、2~3回左右にまわしてください。
8. じゃ口のハンドルをよくしめてから、スピンドルカバーをしっかりしめつけます。
9.元栓(甲止水栓)を左にまわして、水を出します。
ご家庭では直せないじゃ口
じゃ口には、ご家庭で直せるものと、そうでないものがあります。直すことのできないじゃ口(シングルレバー式、サーモスタット式混合水栓など)がこわれたときは、市指定給水装置工事事業者に修理をお申し込みください。