下水道の役割と課題
最終更新日:2021年09月17日
下水道の役割
私たちが日頃何気なく使っては流している水。また、あるときはやさしく、またあるときは激しく降る雨。下水道はそういった水をきれいにして自然へ返しています。きれいになった水や、汚れた水をきれいにするときに出る汚泥も有効利用し、健全な水循環の形成に貢献しています。
生活環境がよくなります
くみ取り式トイレや浄化槽がなくなります。また、側溝に雨水だけが流れるようになるので、まちがきれいになり、快適な生活環境が整います。
大雨からまちを守ります
まちに降った雨をポンプでくみ上げて川に流したり、雨水貯留施設に貯めたりして雨に強いまちづくりを支えます。
川や海がよみがえります
ご家庭や工場などから出された下水を、水処理センターできれいに処理してから川や海に返します。
資源の有効利用ができます
処理した水を下水再生水として利用したり、下水が持っている熱エネルギーを冷暖房の熱源として活用したりしています。
また、汚泥を燃やした灰は建設資材などの原料として有効利用しています。
また、汚泥を燃やした灰は建設資材などの原料として有効利用しています。
下水道が取り組む5つの課題
名古屋市の下水道は、大正元年(1912年)に供用開始して以来、100年以上にわたって事業をすすめてきました。
しかし、次のような課題があります。
今後、上下水道局ではこれらの課題の解決をはかり、快適な都市生活と美しい水環境を次世代へつなぐために、積極的に事業を推進していきます。