令和6年能登半島地震に伴う応援活動について(下水道)
最終更新日:2024年05月02日
〇活動状況(下水道) 4月30日時点
【下水管きょの被害状況調査 】
下水道の破損状況を確認するため、マンホールの蓋を一つ一つ開けて目視による調査(1次調査)を行います。その被害状況により必要に応じてテレビカメラ等による詳細調査(2次調査)を実施します。
また、水道の給水開始により下水の溢水が発生しないよう下水の流下機能確保を進めています。
下水管きょ被害状況調査 | マンホール内部で滞水している様子 |
下水管内部に滞水した汚泥を吸い出している様子 | カメラを利用して下水管内部を調査し、画像をモニターで確認している様子 |
【下水道復旧支援】
石川県内の下水道施設の早期復旧を支援するため、国土交通省による下水道技術者の派遣に参画しています。
復旧にあたっては国土交通省とともに、支援活動を行う他都市と連携し、各種調整を図っています。
1月24日には国土交通省等と七尾市長に対して復旧・支援状況の説明を行いました。また2月2日に珠洲市長に対して名古屋市などから今後の応急復旧方針について説明を行いました。
国土交通省等と七尾市長へ復旧・支援状況を説明(1月24日) | 珠洲市長へ今後の復旧方針について説明(2月2日) |
七尾市において、約231kmの下水管の流下機能の確保、被害調査が完了し、3月26日に七尾市長に報告しました。
これをもって1月8日から約3か月続けた七尾市での下水道の短期応援活動を終了しました。
4月から長期派遣者1名が七尾市の下水道復旧支援を行っていきます。
なお、珠洲市においては、引き続き応援活動を行っていきます。
七尾市長へ報告(3月26日) |
上下水道一体となって、早期復旧を目指し連携しながら支援活動を行ってまいります。