名古屋市上下水道局

令和6年能登豪雨に伴う上下水道局の応援活動について

最終更新日:2024年12月10日

令和6年能登豪雨により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

令和6年9月20日(金曜日)からの大雨による土砂災害及び浸水被害に伴い、石川県内各所では、水道施設の損傷等による断水が発生しました。
こうした状況を受け当局は、(公社)日本水道協会中部地方支部(注)の応援活動として9月22日(日曜日)から12月4日(水曜日)まで74日間にわたり、延べ196名の職員を石川県輪島市及び珠洲市に派遣し、水道施設の復旧や応急給水等を実施してきました。
(注)中部9県(愛知県、三重県、静岡県、岐阜県、福井県、石川県、富山県、長野県、新潟県)で組織され、水道事業運営の継続性の確保等を目的に活動。災害時での相互応援協定を結び、広域的な災害対策体制を整備しています。

〇職員派遣の概要 

派遣期間  令和6年9月22日(日曜日)から令和6年12月4日(水曜日)まで 豪雨害応援活動の経過(内訳)(pdf 152kb)
派遣人数 196名 (注)延べ人数



〇応援活動の概要 

職員の派遣
職員を新たに派遣
応援隊の出発式の様子(名古屋市役所)


応援活動状況


【応急給水】

給水車1台(3トン車)を被災地域へ送り、9月23日(月曜日)から10月8日(火曜日)の間、珠洲市において応急給水を実施しました。

応急給水活動(珠洲市) 応急給水(珠洲市)
応急給水活動の様子(珠洲市)

                    



【水道施設の被害状況調査、応急復旧】

輪島市及び珠洲市において、水道施設の被害状況調査等を行いました。 
大雨の影響を受け、河川の氾濫や土砂崩壊による配水管の損傷や、停電によるポンプの停止などにより市内各所において断水が発生していました。
9月26日(木曜日)には、石川県能登地方における大雨被害の状況調査や応急復旧等を迅速に進めるため、本市を本部長とする「(公社)日本水道協会中部地方支部応援事業体現地対策本部」を輪島市に設置し、応援事業体の統括や被災事業体との連絡調整等の活動を行いました。こうした活動の結果、輪島市及び珠洲市において復旧困難地区を除き概ね断水が解消したことから11月30日(土曜日)をもって現地対策本部は解散し、当局の応援活動も12月4日(水曜日)をもって終了しました。


水菅橋の被害(輪島市)
現地対策本部連絡会議
水管橋の被害(輪島市) 現地対策本部連絡会議(輪島市)



土砂崩れの現場での仮配管方法打合せ 輪島市のポンプ所で通水作業

土砂崩れにより破損した水道管の復旧方法を現場で検証(輪島市・門前地区)

ポンプ所設備の調査・通水作業(輪島市)

横浜市・金沢市と合同調査(輪島市)⑦

夜間の復旧作業

金沢市・横浜市と設備業者を交えた復旧計画の調査・検討

水道管の応急復旧工事(輪島市)


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