名古屋市上下水道局

雨からまちを守る施設(雨水ポンプ所と雨水貯留施設)

最終更新日:2024年04月01日

 

雨水ポンプ所

雨水ポンプ所は、ポンプ排水区域にあり、集まった雨水をポンプでくみ上げて川や海に排水しています。
まちに降った雨は、雨どいや道路をつたって下水管に集まってきます。
雨水がまちにあふれあいようにするために、集まった雨をできるだけすみやかに川や海に排水しなければなりません。名古屋市には、地形のこう配(かたむき)を利用して雨水を川に排水する自然排水区域と、ポンプ所でくみ上げて雨水を川へ排水するポンプ排水区域があります。

自然排水区

排水区


雨水貯留施設

大雨が降り、下水管や雨水ポンプ所が排水できる能力を超えると、雨水がまちにあふれて浸水が起こります。そこで、雨水を一時的に貯めることができる雨水貯留施設「雨水調整池」があります。 

なお、雨水貯留施設には、水質改善のため汚れの度合いが大きい降り始めの雨水を貯留する雨水貯留施設「雨水滞水池」もあります。


上下水道局が管理する雨水貯留施設は、 令和4年度末現在で104箇所あります。雨水貯留施設全体で、プール約3,540杯分にあたる893,180立方メートルの雨水を貯留することができます。

雨水ポンプ所とおもな雨水貯留施設_R4末

雨水ポンプ所一覧

おもな雨水貯留施設一覧