上下水道局が行う大雨に対する備え
最終更新日:2022年02月04日
まちを大雨から守るため、名古屋市の治水対策の指針である「名古屋市総合排水計画」に基づき、5年に1度くらい降るといわれている大雨(1時間50ミリ)に対応する下水道の整備を進めてきました。
また、平成12年の東海豪雨・平成20年8月末豪雨などの大雨により著しい浸水被害が発生した地域や、都市機能の集積する地域(名古屋駅など)に対し、「緊急雨水整備事業」として原則10年に1度くらい降るといわれている大雨(1時間60ミリ)に対応する施設へのレベルアップを進めてきました。
これまでの整備によって浸水に対する安全度は一定の向上が図られましたが、気候変動などの影響から昔に比べて非常に強い雨が増加する傾向にあり、名古屋市においても依然として浸水被害が発生しています。このような状況から、令和元年度に「名古屋市総合排水計画」を改定し、1時間63ミリの降雨に対して浸水被害をおおむね解消し、1時間約100ミリの降雨に対して床上浸水をおおむね解消することを目指しています。また、さまざまな規模の降雨に対して、「自助」「共助」「公助」を組み合わせた総合的な治水対策を推進し、浸水被害を軽減します。
また、平成12年の東海豪雨・平成20年8月末豪雨などの大雨により著しい浸水被害が発生した地域や、都市機能の集積する地域(名古屋駅など)に対し、「緊急雨水整備事業」として原則10年に1度くらい降るといわれている大雨(1時間60ミリ)に対応する施設へのレベルアップを進めてきました。
これまでの整備によって浸水に対する安全度は一定の向上が図られましたが、気候変動などの影響から昔に比べて非常に強い雨が増加する傾向にあり、名古屋市においても依然として浸水被害が発生しています。このような状況から、令和元年度に「名古屋市総合排水計画」を改定し、1時間63ミリの降雨に対して浸水被害をおおむね解消し、1時間約100ミリの降雨に対して床上浸水をおおむね解消することを目指しています。また、さまざまな規模の降雨に対して、「自助」「共助」「公助」を組み合わせた総合的な治水対策を推進し、浸水被害を軽減します。
平成12年9月 東海豪雨の浸水状況
平成20年8月末豪雨の浸水状況
今後の方針
- 新たな「名古屋市総合排水計画」に基づき施設整備を進めていきます。
- 治水施設の整備を推進するとともに、市民・地域・事業者と一体となって総合的な治水対策を進めることで、防災力の向上を目指します。