「なごや水道・下水道連続シンポジウム」 第1回を開催しました!
最終更新日:2024年08月06日
上下水道事業が厳しい経営環境におかれているなかで、なごやの水道・下水道の将来について市民の皆さまと一緒に考えていく機会として、「なごや水道・下水道連続シンポジウム」を開催しており、令和6年5月26日には「"地震に強い"水道・下水道を考えよう」をテーマに、専門家による講演や、今年元日に発生した能登半島地震における局職員の応援活動の報告を行いました。
1 開催概要
日時:令和6年5月26日(日曜日)午後2時から午後4時15分
会場:名古屋都市センター11階ホール(金山南ビル内)
参加者:78名(先着100名様(事前申込制))
2 当日の動画
<ダイジェスト版>
<ノーカット版>
3 当日の写真、コメント
○第1部 基調講演
・「南海トラフ地震への備えと課題」
名古屋大学減災連携研究センター准教授 平山 修久氏
能登半島地震における水道施設の被害状況や、全国の水道事業体が抱える課題である職員不足や耐震化の遅れについて説明いただき、南海トラフ地震に向けて自分たちの水道は自分たちで守るという「水道文化」を育むことの重要性を説いていただきました。
・「能登半島地震の被災地応援に従事して」
名古屋市上下水道局水道計画課長 髙倉 俊夫
名古屋市上下水道局保全課長 太田 宗由
壊滅的な被害を受けた被災地の水道・下水道施設の様子を紹介し、上下水道一体の応急復旧の状況や派遣職員の労働環境などを説明しました。
○第2部 パネルディスカッション
・コーディネーター
名古屋都市センター特任アドバイザー 加藤 義人氏
・パネリスト
名古屋大学減災連携研究センター准教授 平山 修久氏
名古屋市上下水道局水道計画課長 髙倉 俊夫
名古屋市上下水道局保全課長 太田 宗由
上下水道施設の地震対策の現状や、経営状況を紹介したのちに、今後着実に地震対策を進めるにあたって必要な要素について意見交換を行いました。
4 今後の開催予定
第2回:令和6年8月10日(土曜日)「みんなに"やさしい水"を考えよう」
第3回:令和6年11月4日(月曜日・祝日)「(仮)水道・下水道の"未来"を考えよう」
各回の概要については、局公式ウェブサイト・広報なごや等で後日お知らせいたします。
ぜひご参加ください。