鳴海水処理センター
最終更新日:2024年03月18日
鳴海水処理センターは、昭和43年(1968年)7月から建設に着手し、昭和44年(1969年)12月に簡易処理(注)1施設が完成しました。引き続き、高級処理(注)2施設の建設に着手し、昭和46年(1971年)4月に完成、処理能力が1日たり7万5,000立方メートルになりました。さらに、流入汚水量の増加に対処するため、昭和54年(1979年)11月から高級処理施設の拡張工事に着手し、昭和56年(1981年)3月の完成を経て、1日あたり15万立方メートルの処理能力を有するようになりました。
昭和45年(1970年)5月から平成3年(1991年)3月までは、敷地の南側に鳴海水処理センター(当時は鳴海処理場)で発生した汚泥のみを処理する「鳴海汚泥処理場」がありました。
現在は、センター内で発生した汚泥のすべてを汚泥輸送管を通して柴田汚泥処理場へ輸送しています。
この水処理センターの周囲には住宅地があり、最初沈でん池・反応タンクを覆い、構内緑化をおこなうなど、環境に配慮した施設となっています。
所在地 | 緑区浦里五丁目59 |
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処理区域 | 緑・天白の各区の一部 |
処理方式 | 標準活性汚泥法(注)3 |
処理能力 | 1日あたり15万立方メートル |
排除方式 | 分流式 |
放流河川 | 天白川 |
運転開始 | 昭和44年(1969年) |
沈砂池 | 8池 |
最初沈でん池 | 12池 |
反応タンク | 4槽 |
最終沈でん池 | 16池 |
◆施設見学の予約について
「水処理センター・汚泥処理施設見学のご案内」のページをご覧ください。
◆アクセス
- 市バス
「鳴海住宅」下車 徒歩3分、「浦里五丁目」下車 徒歩8分
- 名古屋鉄道
名古屋本線「鳴海」下車 徒歩16分
水処理センターに届いた汚れた水(汚水)の中の固形物を沈澱させ、薬品で消毒をする処理のこと。
(注)2 高級処理
現在の下水処理において一般的な処理のこと。(例.標準活性汚泥法)
(注)3 標準活性汚泥法
一般的な下水処理の方式。下水中に微生物が入った活性汚泥を加えて空気を吹き込むことで、活性汚泥に含まれる微生物が水中の有機物を取り込む仕組み。