名古屋市上下水道局

千年水処理センター

最終更新日:2024年03月18日

千年水処理センター 正面写真  
千年水処理センターは、昭和33年(1958年)9月からポンプ施設と簡易処理(注)1施設の建設に着手し、昭和39年(1964年)7月から簡易処理を開始し、処理能力が1日あたり5万立方メートルの施設となりました。これに引き続き、高級処理(注)2施設の建設を始め、昭和41年(1966年)7月から処理を開始、昭和46年(1971年)3月に全体が完成し、処理能力が1日あたり10万立方メートルとなりしました。

この水処理センターで採用されている高速エアレーション沈でん法は、反応タンクと最終沈でん池を兼ねた全国でも珍しい方式です。また、処理された水の一部は、工業用水道の原水として再利用されています。

         
所在地熱田区千年二丁目35番36号
処理区域港・熱田・中川の各区の一部
処理方式活性汚泥法(注)3
処理能力1日あたり10万立方メートル
排除方式合流式
放流河川堀川
運転開始昭和39年(1964年)
沈砂池6池
最初沈でん池6池
反応タンク7槽


◆施設見学の予約について

「水処理センター・汚泥処理施設見学のご案内」のページをご覧ください。


◆アクセス

  • 市バス
「紀左エ門橋西」下車 徒歩2分
  • 地下鉄
名城線「東海通」下車 徒歩20分

千年水処理センター 名古屋市熱田区千年二丁目35番36号



<用語解説>
(注)1 簡易処理

水処理センターに届いた汚れた水(汚水)の中の固形物を沈澱させ、薬品で消毒をする処理のこと。

(注)2 高級処理

現在の下水処理において一般的な処理のこと。(例.標準活性汚泥法)
(注)3 活性汚泥法
下水中に微生物が入った活性汚泥を加えて空気を吹き込むことで、活性汚泥に含まれる微生物が水中の有機物を取り込む仕組み。