名古屋市上下水道局

山崎水処理センター

最終更新日:2024年03月18日

山崎水処理センター 正面写真  山崎水処理センター 設備写真
山崎水処理センターは、昭和32年(1957年)から建設に着手し、昭和35年(1960年)9月に簡易処理(注)1施設の運転を開始しました。昭和39年(1964年)には活性汚泥法(注)2による高級処理(注)3を開始し、処理能力が1日あたり10万立方メートルの施設となりました。その後、増え続ける流入汚水量に対応するため、昭和52年(1977年)4月には処理能力を1日あたり12万立方メートルにまで増強しました。

この水処理センターの周囲には中・高層のマンションなどがあり、最初沈でん池や反応タンクを覆い、構内の緑化をするなど環境に配慮しています。

         
所在地南区忠次二丁目3番96号
処理区域千種・昭和・瑞穂・港・南の各区の一部
処理方式標準活性汚泥法(注)2
処理能力1日あたり12万立方メートル
排除方式合流式
放流河川山崎川
運転開始昭和35年(1960年)
沈砂池4池
最初沈でん池5池
反応タンク3槽
最終沈でん池6池


◆施設見学の予約について

「水処理センター・汚泥処理施設見学のご案内」のページをご覧ください。


◆アクセス

  • 市バス
「忠次」下車 徒歩1分
  • JR
東海道線「笠寺」駅下車 徒歩15分
 


山崎水処理センター 名古屋市南区忠次二丁目3番96号


<用語解説>
(注)1 簡易処理

水処理センターに届いた汚れた水(汚水)の中の固形物を沈澱させ、薬品で消毒をする処理のこと。
(注)2 標準活性汚泥法(活性汚泥法)
一般的な下水処理の方式。下水中に微生物が入った活性汚泥を加えて空気を吹き込むことで、活性汚泥に含まれる微生物が水中の有機物を取り込む仕組み。
(注)3 高級処理
現在の下水処理において一般的な処理のこと。(例.標準活性汚泥法)