鳴海改良土センター
最終更新日:2021年01月14日
鳴海改良土センターは、下水道工事から発生する掘削残土に、下水汚泥の焼却灰を土質改良剤として添加して、「埋め戻し材」を製造する施設です。
下水道は、生活環境の改善、公共用水域の水質保全、浸水の防除という需要な役割を担っていますが、近年はこれに加えて、下水処理水や下水汚泥などをリサイクルし有効活用することが求められています。
掘削残土に焼却灰等を添加することにより、土中の水分を低下させるとともに、粒子間の結合力を高めて強度を上げて、地震時にも液状化しにくい埋め戻し材に改良しています。
かつては山砂を埋め戻し材に使用してきましたが、掘削残土の再利用を行うことで汚泥焼却灰の埋立処分場が不要となるばかりでなく、山砂の採取をやめることで自然環境の保全に大きく貢献しています。
◆施設の概要
名称 | 鳴海改良土センター |
所在地 | 緑区浦里五丁目69番地 |
製造能力 | 年間10万トン (1時間あたり85 トン) |
敷地面積 | 約1万7,400 平方メートル |