名古屋市上下水道局

鍋屋上野浄水場

最終更新日:2024年03月18日

鍋屋上野浄水場 正面写真  鍋屋上野浄水場 設備写真
鍋屋上野浄水場は、本市で最初につくられた浄水場で、明治43年(1910年)5月に建設工事に着手し、大正3年(1914年)3月に完成、同年9月から給水を開始しました。

創設期から第3期拡張事業にかけて完成した緩速ろ過系統と急速ろ過系統があります。その後、数回の拡張工事により、施設の増強が行われています。

昭和62年(1987年)度からは、施設を一新する整備改良工事をすすめ平成10年(1998年)5月に一連の整備事業が完了しました。
また、平成22年(2010年)度から、創設以来働き続けてきた緩速ろ過池の更新工事を行い、平成26年(2014年)度に完成しました。

平成22年度からは、東山管理事務所と統合し、24時間体制で、市内各所にある配水場・ポンプ所についてもコンピュータで集中管理し、配水池の貯水量や配水圧の調整をしています。

所在地 名古屋市千種区宮の腰町1番33号
配水区域 東・中の各区の全域、
千種・北・西・中村・昭和・熱田の各区の一部
浄水方式 緩速ろ過方式、急速ろ過方式
給水能力 緩速ろ過方式:1日あたり14万立方メートル
急速ろ過方式:1日あたり15万立方メートル
水源 木曽川表流水
通水開始 大正3年(1914年)9月
着水井 緩速系:2池
急速系:1池
凝集沈澱池 急速系:4池
ろ過池 緩速系:12池
急速系:20池
配水池 3池

 


◆旧第一ポンプ所

鍋屋上野浄水場旧第一ポンプ所
旧第一ポンプ所は、大正3年(1914年)9月に完成し、浄水場で作られた水道水を東山配水場へ送るためのポンプ所として、平成4年(1992年)までの78年間稼働してきました。
構造は、レンガ造り・天然スレート葺き切妻屋根で、間口が15メートル、奥行きが30メートル、高さが13メートル、延べ床面積が470平方メートルの建物です。
 
昭和60年(1985年)に「近代水道百選」に選定され、平成24年には「名古屋市指定有形文化財」(外部リンク:名古屋市公式ウェブサイト)に指定されました。
 
さらに平成26年(2014年)には、水道給水開始100周年記念事業として、大正3年創設当時のように復元するとともに、耐震補強工事も行いました。


◆施設見学の予約について

「浄水場見学のご案内」のページをご覧ください。


◆アクセス

  • 地下鉄
名城線「砂田橋」下車 徒歩5分
  • 市バス
「浄水場西」下車 徒歩2分 または 「谷口」下車 徒歩5分
  • ゆとりーとライン
「砂田橋」下車 徒歩5分


鍋屋上野浄水場 名古屋市千種区宮の腰町1番33号
(注)ご来場の際は、正門入って左手にある守衛室で受付をしてください。