名古屋市上下水道局

水源施設の概要

最終更新日:2024年07月22日

 

なごやの水源 岩屋ダム 味噌川ダム 木曽川大堰 長良川河口堰 徳山ダム

なごやの水道は、創設期は木曽川に自然に流れる水だけでまかなわれていましたが、これでは発展する名古屋の水需要をまかないきれなかったため、岩屋ダムや木曽川大堰などからなる木曽川総合用水や、味噌川ダムによって水利権を確保してきました。

 

さらに、近年は、少雨化などにより、ダムなどの水源施設の能力が計画した当時にくらべ低下していることや、河川の水質汚染事故などのリスクも高まっていることから、長良川河口堰、徳山ダムにも水源を確保し、水源の多系統化による安定した給水を目指しています。
 

 


水利権
 

木曽川自流

7.56立方メートル/秒

木曽川総合用水

11.94立方メートル/秒

長良川河口堰

2.00立方メートル/秒

味噌川ダム

0.50立方メートル/秒

徳山ダム

1.00立方メートル/秒

23.00立方メートル/秒




 

岩屋ダム

岩屋ダム

所在地

岐阜県下呂市金山町

ダム型式

ロックフィル式 

総貯水量

1億7,350万立方メートル

有効貯水量

1億5,000万立方メートル

堤高

127.5メートル

堤長

366メートル

湛水面積

4.26平方キロメートル

機構管理開始

昭和52年4月1日



 

木曽川大堰

木曽川大堰

所在地

左岸 愛知県稲沢市祖父江町

右岸 岐阜県羽島市桑原町

型式

全可動 鉄筋コンクリート、フローティングタイプ

延長

堰長 586.8メートル 堤防間距離 735.0メートル

土砂吐ゲート

2門

調節ゲート

3門

洪水吐ゲート

9門

舟通し

2か所

魚道

3か所(呼水階段式、階段式、シュート式)

機構管理開始

昭和58年4月1日



 

長良川河口堰

長良川河口堰

所在地

左岸 三重県桑名市長島町駒江
右岸 三重県桑名市福島

型式

可動堰
(越流型シェル構造2段式ローラーゲート)

延長

661メートル
(可動部 555メートル・固定部 106メートル)

調節ゲート

10門

魚道

5か所
(ロック式2か所・呼水式2か所・せせらぎ1か所)

閘門

1か所(魚道兼用)

機構管理開始

平成7年4月1日



 

味噌川ダム

味噌川ダム

所在地

長野県木曽郡木祖村小木曽

ダム型式

ロックフィル式

総貯水量

6,100万立方メートル

有効貯水量

5,500万立方メートル

堤高

140メートル

堤長

446.9メートル

湛水面積

1.4平方キロメートル

機構管理開始

平成8年12月1日



 

徳山ダム

徳山ダム

所在地

岐阜県揖斐郡揖斐川町

ダム型式

ロックフィル式

総貯水量

6億6,000万立方メートル

有効貯水量

3億8,040万立方メートル

堤高

161メートル

堤長

427.1メートル

湛水面積

13平方キロメートル

機構管理開始

平成20年4月1日

 

水源状況