豪雨時、トイレ等の水が噴き出す事例が発生しています
最終更新日:2021年01月07日
雨どいを通じて、屋内排水管に大量の水が急激に流れることにより、一時的に屋内排水管がほぼ満管の状態となり、屋内排水管に内在する空気が圧力を受け、逃げ道を探してトイレ等の排水設備の封水を押し出す現象です。
このような現象を防ぐためには
○屋外において圧縮空気(圧力)をますから開放することで、噴き出しを防ぐことができる場合があります。
【応急対策】
・屋外の下水ます(取付ますなど)のふたを一時的に外しておく。
※マイナスドライバーでこじあけられます
※ふたを外したままの場合には、下水道からの臭いが上がったり排水の溢れるおそれがありますので、戻し忘れのないようご注意ください。
【対策】
・屋外の下水ます(雨水)のふたを格子型のふたに取り替える。
※下水ます(雨水)の下流側のますには、防臭機能があり、下水ます(雨水)へは臭いが上がらないようになっています。
・屋外の下水ます(汚水)のふたを圧力開放型のふたに取り替える。
※現在設置されているメーカーにより圧力開放型のふたが無い場合があります。
その際は、ふた枠からの施工が必要となる場合もございます。
施工については名古屋市指定排水設備工事店へご依頼ください。