名古屋市上下水道局

地震に対する備え

最終更新日:2024年03月22日



比良西応急給水センター
 比良西応急給水センター

水道の地震対策

水道施設を地震に強くするため、浄水場や配水場などの老朽化した施設を改良するとともに、配水管の新設や取り替えには全給水区域で耐震管を採用しています。

応急給水の活動拠点として、港区いろは町、中川区水里、千種区平和公園配水場内および西区砂原町の応急給水センターを整備し、東西南北4か所に配置しました。応急給水センターには、耐震性貯水槽、災害用常設給水栓、災害用機材倉庫などを備えています。

 

広域避難場所などに応急給水施設を整備しています。災害時には、上下水道局職員または応援協定を締結している民間事業者が仮設給水栓を設置して応急給水を行います。また給水区域内の全ての公立小中学校に、災害時における飲料水の確保を目的とした地下式給水栓を設置しています。地下式給水栓は、災害時に地域のみなさまがマンホールのふたを開け、給水栓にホースを取り付けて応急給水が行えるようになっています。

応急給水施設へ至る管路、災害時に優先的に給水を確保する必要がある救急病院、透析医療機関などの重要給水施設へ至る管路については、優先的に耐震化の整備が完了しています。

 

このほか、配水池の耐震性を高め、非常時の水を確保するとともに、給水車などによる運搬給水、緊急自動車による迅速な応急活動など復旧体制の確立にもつとめています。



下水道の地震対策

水処理センターやポンプ所では、耐震対策や減災対策を順次実施し、災害時でも下水処理機能を確保できるようにつとめています。
指定避難所等と水処理センターを結ぶ重要な下水管について、耐震化をすすめるとともに、マンホールの浮上防止対策を行っています。
このほか、指定避難所などの周辺道路には、災害時にマンホール上にトイレを設置できるよう、下水道直結式仮設トイレ用のマンホールふたを設置しています。
下水道直結仮設トイレ用マンホールふた
下水道直結式仮設トイレ用マンホールふた