木曽三川流域自治体連携会議 ―水でつながる命―

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沿革

第18回日本水大賞「審査部会特別賞」を受賞

 このたび、木曽三川流域自治体連携会議の活動が第18回日本水大賞「審査部会特別賞」を受賞し、平成28年6月21日に日本科学未来館(東京都江東区)にて、秋篠宮文仁親王殿下ならびに同妃殿下をお迎えし表彰式が行われました。
 連携会議における上中流域の地域経済の自立にむけた取り組みが、従来の水源地保全という考えを一歩進め、水源地域の経済的振興を流域の自治体が連携して支援する画期的な取り組みであり、水循環基本法が掲げる流域連携の模範例として、高く評価されました。
第18回日本水大賞表彰状第18回日本水大賞授賞式第18回日本水大賞集合写真

木曽三川流域自治体連携会議の設立

 名古屋市上下水道局では、水源地を中心に上下流交流を実施していましたが、ひとつの自治体での取組みには限界があります。
 平成22年10月に本市で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)を機に、水でつながる流域の自治体が、人の和をもって連携・協働し、水の環を健全に守っていくことを流域自治体宣言として発信し、翌平成23年、「水でつながる命」をテーマに、木曽三川流域自治体連携会議を設立しました。

流域自治体宣言
水の環・人の和・生物の輪
  1. 私たちは、森・川・海の水でつながる命を大切にし、
    その大きな恵みに感謝の心を持ち続けます。

  1. 私たちは、豊かで清らかな水の環を守り、緑あふれ
    る森林、澄んだ水辺空間を次世代に引き継いでいく
    ために、流域全体の人の和をもって行動します。

  1. 私たちは、水でつながる自治体間の連携・協働に
    努め、多様な生物の輪の生息環境を守ります。