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お家で収穫!インドアガーデニング日記~水耕栽培~

~水耕栽培(1)~

突然ですが、想像してみてください。

お家で、休みや空き時間に、緑に水をあげる。

すくすくと育っていく姿が、なんだか可愛い。

育ったハーブを一摘みして、料理に使ってみたり。

採れたて新鮮なベビーリーフでサラダを作ってみたり。

そんなグリーンがある暮らしって、なんだかオシャレ。


…と思ったあなた!

気軽にできるインドアガーデニングの方法をご紹介しますので、早速試してみませんか?


今回ご紹介するのは、「ベビーリーフ」の栽培方法です。

ベビーリーフとは、サラダ等に入っている小さい菜っぱのことです。発芽30日ほどで収穫した若い葉のことで、種類はリーフレタスやルッコラ、トレビスなど様々で、スーパーにはミックスされたものがよく売られています。
今回は「ベビーリーフ」の中でも「リーフレタス」を栽培します。インドアガーデニングなので、極力土は使わずに、水耕栽培で行っていきます。

収穫までの期間は、暖かい時期なら早くて3週間、冬なら1、2ヶ月ほどとのこと。

思ったより早く食べられるそうです。



今回、水耕栽培による栽培方法を教えて頂けるのは、名古屋市農業センター「delaふぁーむ」さん。天白区にある農業公園で、野菜の温室栽培や水耕栽培を行っています。
名古屋市農業センター「delaふぁ~む」連絡先
詳細はこちら(名古屋市公式ウェブサイト)


では、さっそく栽培を始めてみます!

用意するもの:ベビーリーフ(今回はリーフレタス)の種、深さのあるトレイ、新品の台所用スポンジ、水道水


1.スポンジ(ふわふわの面が上)をトレイに置きます。

1.イメージ


2.スポンジに種をまきます。2か所に3粒ずつ。
2.イメージ


3.スポンジの高さまで水を張ります。(種に水が被らない高さになるよう注意)
スポンジが水に浮いてしまう場合は、浮かないように固定してください。

3.イメージ


4.霧吹きで種を湿らせます。(霧吹きがなければ優しく水をかけましょう)
4.イメージ


5.種が乾かないように新聞をかぶせます。(新聞も湿らせると、なおいいそうです。)
5.イメージ

   
植える作業はこれで終了です。
これから発芽するまで毎日確認し、
水位がスポンジの高さより下にならないように水を補充します発芽前の種の段階では、日光には当てなくてもよいそうです。


発芽成功のポイントをお聞きしました!

種を常に湿らせておくのがポイント。スポンジは水を上に吸い上げないので、水位を保つために、こまめに水を補充しましょう

発芽まで3~7日ほどかかるとのこと、毎日忘れずに確認しましょう!

つづく


~水耕栽培(2)~ 発芽


こんにちは、インドアガーデニング、楽しんでいますか?

前回はベビーリーフの種まきをしました。早ければ次の日には、種の端から白い根がチラッと顔を出したのではないでしょうか?

今回は発芽後の作業をご紹介します。

新たに用意するもの:新聞紙またはアルミホイル、肥料(液体肥料、または水で薄める粉末肥料)



発芽後~1週間
発芽後~1週間

 (1)発芽したらすぐに新聞を外し、日光の当たる場所に移動させます
 (2)引き続き1日に2、3回以上、水を換えます。その際、根の生長に合わせて水位を徐々に下げます。

できるだけ多くの時間、日光にあてましょう。気温は、人が過ごしやすい温度が望ましいです。また、根には酸素も必要です!根の生長に合わせて徐々に水位を下げ、空気に触れている部分もあるようにしましょう。


発芽から1週間後以降
発芽から1週間後以降

(3)水を、肥料入りにします。1週間に1度以上は水換えをします。
(4)肥料入りの水に日光が当たらないよう、新聞紙やアルミホイルなどで包みます。
(5)密集してきたら、元気な苗を2か所に残すか、スポンジを切り離します。
(6)食べられそうな大きさに育ったら、葉だけ収穫します。

肥料は、液体肥料か水で薄める粉末肥料で、野菜用のものがオススメです。原液の場合、まずは1,000倍に薄めて使ってみてください。濃くしすぎると枯れてしまう可能性があります。また、肥料入りの水を日に当てると、藻が発生します。透明なトレイを使用している場合は、トレイの周りにも新聞紙やアルミホイルをしっかりと巻きましょう。

1日に何回か様子を見て、水が汚れていないか、水位が下がり過ぎていないか、チェックしてくださいね。温度の高いときや生長の早いときは、頻繁に水を換えるとグングン育つそうですよ!

次回は収穫編です!乞うご期待!

つづく

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