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レゴランド®・ジャパン・リゾートのご紹介

<名古屋市上下水道110周年特別企画>
上下水道局の職員が、水道水をたくさんご使用いただいているお客さまのもとを訪問し、施設の概要や水道水の使用用途についてインタビューした内容をご紹介します!

シリーズ第4弾は、レゴ®ブロックの世界観を舞台にした「レゴランド®・ジャパン・リゾート」です。
「レゴランド®・ジャパン・リゾート」とは、レゴランド®・ジャパン、シーライフ名古屋、レゴランド®・ホテルを合わせたエリア一体のことを言います。レゴランド®・ジャパンには、「サブマリン・アドベンチャー」、「スクイッド・サーファー」、「スプラッシュ・バトル」等、水を使用したアトラクションがたくさんあります。また、シーライフ名古屋は、レゴ®ブロックが使用されている水族館で、年間を通して多くの水道水をご使用いただいています。

レゴランド・ジャパンの入口
↑(レゴランド®・ジャパン)

シーライフ名古屋 入口
↑(シーライフ名古屋)

レゴランド・ホテルの入口
↑(レゴランド®・ホテル)

  1. 1.レゴランド®・ジャパンについて
(1)概要
レゴランド®・ジャパンは、名古屋市港区金城ふ頭にある、世界で8番目に開業したレゴランド®で、家族で1日楽しむことができる屋外型キッズテーマパークです。レゴランド®・ジャパンはテーマの異なる8つのエリアからなり、約1700万個のレゴ®ブロックを使用した約1万個のレゴ®モデルが、各エリアを彩っています。パーク内では40種類を超えるアトラクションやショー、シアター、飲食施設、ショップなどを楽しむことができます。

レゴでできた恐竜のモニュメント
↑(レゴ®ブロックでできた恐竜)

レゴブロックでできた蛇口のモニュメント
↑(レゴ®ブロックでできた蛇口)


(2)アトラクションの紹介
レゴランド®・ジャパンでは、多くのアトラクションで水道水をご使用いただいています。
それではどんなアトラクションがあるか見ていきましょう!

◆スプラッシュ・バトル
サメや海賊が待ち受けている海を、海賊船に乗って進むアトラクションです。それぞれの船には水鉄砲がついており、その水鉄砲で宝箱などの的を狙います。またスプラッシュ・バトルがある「パイレーツ・ショア」エリアには、11基のウォーターキャノン(上から降ってくる水)が設置されています。夏限定で3.2から6.0リットルの水が30秒毎に四方八方からスプラッシュ・バトルを含むエリア全域に降ってくるため、びしょ濡れ不可避です!
(取材時の情報を記載しております。なおウォーターキャノンは夏季限定のブリックサマーフェスティバルに向けて設置されていたため、現在は撤去されています。)
スプラッシュ・バトルとウォーターキャノン

◆スクイッド・サーファー
ジェットボートに乗って猛スピードで回転し、爽快感を体験できるアトラクションです。ぐるぐる回るジェットボートからは水しぶきが上がります。
またスクイッド・サーファーの周りにあるウォーターボムのボタンが押されると、海底からも水が打ち上げられるので大量の水しぶきに要注意です。
ハンドルを操作して、発射される海底ボムからうまく身をかわしましょう!
親子でも一緒に乗ることができ、本当のジェットボートに乗っている気分を味わうことができます!
スクイッドサーファー

ウォーターボムを発射するボタン
↑(ウォーターボムの発射ボタン)

◆サブマリン・アドベンチャー
潜水艦に乗り込み、80種類、約2000匹以上の本物の魚が泳ぐ姿を見ることができます。また、レゴ®ブロックで作られた古代遺跡や宝箱に注目して、海底を観察するのもオススメです!潜水艦で移動するため、近い距離でサメやエイなどを見ることができ迫力があります。
また、アトラクションが終わった後の場所では、水槽の中に顔を出せるフォトスポットもあります。
ぜひ魚と一緒に写真を撮ってみてください!

サブマリンアドベンチャーの潜水艦

  1. 泳いでいるサメ

    レゴブロックでできたモニュメント

    サブマリンアドベンチャーにあるフォトスポット
    ↑(魚と写真が撮れるフォトスポット)

    2.シーライフ名古屋について
(1)概要
「シーライフ」は世界50か所以上で展開されている、「見て、触って、学んで」が体験できる水族館です。タッチプールを備えるなど教育に特化しており、環境保全活動なども行っています。シーライフ名古屋を含む、レゴランド®に隣接している一部の水族館では、館内や水槽の中でもレゴ®モデルを楽しむことができます。

シーライフ名古屋は、主に自然環境保護をテーマにしており、竜宮城に訪れる浦島太郎のおとぎ話のエリアや、沈没船の中を進んでいくエリア、エイが泳ぐ熱帯の海のエリアなど、11のエリアに分けられています。水槽の中の水には、水道水を利用した人工海水を使用しており、水槽の中ではたくさんの魚が泳いでいます。
シーライフ名古屋のおさかな

(2)取り組みの紹介
次にシーライフ名古屋で行っている取り組みについてご紹介していきたいと思います。

突然ですがここで問題です。
この入れ物の中に入っているものは何だと思いますか?
ビンに入ったプラスチック

実は、1匹のウミガメの体の中に入っていたプラスチックの袋なんです!!!
海の中だとウミガメが大好物のクラゲだと勘違いして食べてしまうケースが多いようです。
実際に浮かべてみると、クラゲによく似ているのが分かりますね。

クラゲに見えるプラスチック

毎年、推定500から1300万トンものプラスチックが海へ流出されており、このままの状態が続くと2050年までには海のプラスチックの量が魚を超えるとの試算もあります。また、プラスチックでできている漁網や漂流物が、アザラシや海鳥などの生き物に絡まったり誤飲することによって、傷ついたり命を落とすという問題が世界各地の海で起きているのです。

シーライフ名古屋には「こむぎ」と「おこめ」の2匹のウミガメがいます。
このウミガメたちは、高知県の室戸岬沖で漁網に引っかかっている所を保護され、シーライフ名古屋にやってきました。
療養して元気になったら、室戸岬沖からふるさとの海へと返すそうです。
(取材時の情報を記載しております。なお2023年9月に2匹はふるさとの海へと帰還しました。)

このようにシーライフ名古屋では、傷ついたウミガメの保護や環境保全活動などの取り組みを行っています。
ウミガメの名前

ウミガメが旅した道のりのパネル

その他にもシーライフ名古屋では、「エンリッチメント」という自然環境に近づけてエイたちが退屈にしないような取り組みを行っています。
例えば、
・エサをあげる場所を変える
・いつもより大きいエサをあげることで、たくさん噛んだり、すりつぶしたりできるよう変化を与える
・フラフープなどの障害物を置くことで、通り抜けたり、避けたり、いつもとは違う泳ぎで遊ぶ
等の様々な工夫を行っているそうです。

またシーライフ名古屋は、なごや環境大学が実施している「なごやSDGsスタンプラリー」の対象施設となっています。
今年度の開催は終了してしまいましたが、興味のある方はぜひ調べてみてください。
なごやSDGs街のウェブサイトはこちら

3.水道水の使用用途について
これまでにも説明した通り、レゴランド®・ジャパン・リゾートでは名古屋市の水道水を様々な用途でご使用いただいています。
主な水道水の使用用途としては、飲料水、アトラクション、パーク内の水景設備、水やりなどです。
アトラクションの中では、先ほど紹介した「スプラッシュ・バトル」や、夏季限定の「ウォーターメイズ」などで水道水をご使用いただいているそうです。

レゴブロックの水景設備

またご家族で来られるお客さまも多いので、使用している水の衛生管理には特に気を配っているそうです。
アトラクション用の水はろ過循環と適切な量の薬を注入して水質を維持管理しています。
水遊び場以外のアトラクションは、常時入れ替えを行っており、定期点検の際には完全入れ替えを行っているそうです。

4.まとめ
今回は、「レゴランド®・ジャパン・リゾート」を取材させていただきました。
取材を行う中で、水道水については環境に配慮した使用を心がけていることが分かりました。また徹底した水質管理によって、常に水を循環させているため、安心してアトラクションで遊ぶことができ、お魚たちも快適に泳ぐことができていることが分かりました。
レゴランド®・ジャパン・リゾートは家族や友達みんなで楽しめる施設です。
今回は取材でしたが、私も次はプライベートで遊びに行ってみたいと思います♪

レゴランド®・ジャパン・リゾートのウェブサイトはこちら
(外部リンクに移動します。)



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