雨水の実験をやってみよう!
大雨が降った後、その雨が街や道路にあふれてしまったら困ってしまいますよね。
雨水がしみこむスピードは、地面の種類によっても変わってきます。
実験をしながら、しみこむスピードの違いについて、考えてみよう!
雨水がしみこむスピードは、地面の種類によっても変わってきます。
実験をしながら、しみこむスピードの違いについて、考えてみよう!
【材料】
・空のペットボトル(同じサイズのもの)…3つ
・土、砂、砂利 …おおよそ200グラムずつ
・スコップ、輪ゴム
・不織布 …3枚ほど
・水(3つに分ける) …300ミリリットルずつ
・ストップウォッチ …3つ
・ストップウォッチ …3つ
【作り方】
1.カッターナイフやハサミで3つのペットボトルをそれぞれ切る。
1つは底を、もう1つは上部を長めにとって切る。
(3つとも同じ形のペットボトルを使って同じ大きさに切ることがポイントです。)
ここから先は、ペットボトル上半分を「ペットボトル(上)」、下半分を「ペットボトル(下)」と呼ぶことにします!
2.ペットボトル(上)の口を不織布で覆い、輪ゴムで止める。
3.3つのペットボトル(上)に、土、砂、砂利をそれぞれ詰め、ペットボトル(下)に重ねる。
(左から、土、砂、砂利の順)
これで実験の準備ができましたね!
土、砂、砂利のペットボトルにおいて、水がしみこむスピードをそれぞれ計ってみましょう!
ストップウォッチが3つない場合は、メモをしたり、みんなで協力して行いましょう!
砂利のペットボトルが5秒と一番早くしみこみました!
一方、土のペットボトルは一番遅く、全てしみこむまでに約4分30秒もかかってしまいました…。
砂利のペットボトルが5秒と一番早くしみこみました!
一方、土のペットボトルは一番遅く、全てしみこむまでに約4分30秒もかかってしまいました…。
水のしみこみ方は、地面の種類の粒の大きさによってちがいます。
粒が大きいほど、すき間ができて、水がしみこみやすいという結果となりました!
今回は、雨水のしみこみ方は、地面の種類によるすき間のちがいによって、差があることを勉強しました!
街の地面を覆っているアスファルトやコンクリートにはすき間がほとんどなく、土よりももっと雨水がしみこみません。
地面にしみこまなかった雨水は、短い時間で川に流れたり、下水道に流れ出すようになっています。
このため、大雨が降ると、下水道や川に入ることができる量を超えた雨水が道路などにあふれやすくなっています。
雨水を地面にしみ込ませて、下水道や川へ流れ出ることを少しでも「へらす」「おくらせる」こと(=雨水流出抑制【うすいりゅうしゅつよくせい】)が大切です!
雨水流出抑制【うすいりゅうしゅつよくせい】の詳細はこちらです。
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
勉強になりましたね♪