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名古屋メダカ里親プロジェクト
ーメダカの飼育記録発表会・繁殖メダカの放流式ー

<名古屋市上下水道110周年特別企画>
上下水道局の職員が、水道水をたくさんご使用いただいているお客さまのもとを訪問し、水にまつわるイベントについて取材した内容をご紹介します!

シリーズ第6弾は、東山動植物園で行われた「名古屋メダカ里親プロジェクト」です!
今回の記事では「メダカの飼育講習会」に引き続き、「メダカの飼育記録発表会・繁殖メダカの放流式」についてご紹介します。

「メダカの飼育講習会」の記事はこちらから

名古屋メダカ里親プロジェクトーメダカの飼育講習会ー 

このプロジェクトは、名古屋メダカを殖やすことはもちろん、メダカの大切さを学んでもらうことや、名古屋メダカのことを知ってもらい、みんなで守っていくことを目的に行われました。

はじめに、メダカの飼育記録についての発表をしてもらい、そのあとそれぞれが育てたメダカを東山動植物園のメダカ館の水槽に返還しました。

メダカのイラストメダカの飼育記録発表会


メダカの研究発表会


メダカの飼育記録発表会では、経過観察記録をもとに、工夫したことや気付いたこと、感想などを発表してもらいました。


研究発表会(経過観察記録)


発表者のなかには、カラスや虫がメダカを食べないように、プラスチックと割りばしで、オニヤンマくん(虫除け)を作った人もいました。

ほかにも、卵を産む用のスポンジを用意したり、水槽の種類を変えて比較したりするなど、さまざまな工夫がされていました。


メダカの飼育を通して、発表者からは「卵を発見したとき、これからメダカが殖えるのを想像して楽しみになった!」「赤ちゃんが生まれたとき、すごくかわいいなと思った!」「もっとメダカを殖やしたいと思った!」という感想や、「稚魚の飼育はとても難しくて育てるのが大変だった。」「水を変えるタイミングやエサの分量がむずかしかった。」という気付きもありました。


ここで、飼育記録発表会の際に、参加者からメダカ館の館長へされた質問をいくつか紹介します!

館長への質問①

館長への質問②

メダカのイラスト繁殖メダカの放流式

繁殖メダカの放流式では、それぞれが育ててきたメダカを東山動植物園のメダカの水槽へ返還してもらい、エサやりをしました。

メダカの放流式(全体)      メダカの放流式

今回は、20組の参加者に協力してもらい、メダカは全体で611匹に殖えました♪
参加者のなかには、なんと1組で190匹もメダカを殖やすことができた人もいました!
半年でこんなにも殖えるんですね!

エサやり

メダカを水槽へ返還した後は、赤虫とブラインシュリンプというプランクトンを使って、エサやりを行いました。
写真の左側が赤虫、右側がブラインシュリンプです。
お腹がすいていたのか、たくさん食べてくれて嬉しかったです♪

メダカのイラストまとめ

「メダカの里親プロジェクト」を取材し、このプロジェクトは名古屋メダカの飼育・繁殖を通じて、種の保全の大切さや生物多様性を守ることの大切さを学ぶことのできる良い機会となっていると感じました。

このプロジェクトを通して、参加者の皆さんにも名古屋メダカの大切さを知ってもらえたと思います!
 
東山動植物園「名古屋メダカ里親プロジェクト」の参加者募集についてはこちら
(令和6年度の募集は終了しました。外部リンクに移動します。)

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